› にしうれ小学校からこんにちは! › ミナの森作家 Kanna

2011年12月30日

ミナの森作家 Kanna

私のミナの森物語



私は、静岡県の北西部、水窪町にある小さな集落に暮らしています。

そこは標高735m。

目の高さに稜線を見ることができます。

山の暮らしをして10年経ちました。

その前は、小学校の教師をしていました。

でも、知人の「これからはファームの時代だよ」の言葉に心を動かされ、
教職を辞し、農業の世界に飛び込みました。

「土の上に立って生きたい」

これが、私のその時の気持ちでした。

小さな種が、芽を出し、大きくなって実をつけるのを見て、
植物のもっている力強さに感動しました。

いつもは立って見ている地面にしゃがんで草を取っていると、
小さな生き物たちの姿をいっぱい見つけることができました。

さらに、農の世界を知ることによって、
私たちは肉眼では見えないような菌や微生物による恩恵を深く受けていることを学びました。

私は山で畑を耕しながら、犬や鶏と暮らしています。

火を焚く暮らしをしています。

平らで、人がたくさん集まっているところに比べて、
自然がとても近いところにある今の暮らしを始めて分かったことが、

「人は自然に生かされている」ということでした。

自然界には、私の小さな心のいろんな動きを、すべてやさしく包み込んでしまう大きな力があります。

歓びや悲しみ、辛い苦しい楽しい、怒りや迷い…私のその時のどんな感情をも受け入れてくれます。

物事に良いも悪いもない、正しいも間違いもない。

ただ、自分の心に嘘をつかなければちゃあんと結果として現してくれる。

その結果が私にとって良かったって思えるような結果になるために、
常に私の周りでは何かがいっぱい動いてくれているということを、山に暮らして感じたのでした。

このミナの森物語は、山に暮らしたからこそ感じた、私の周りの何かをヒントにお話と絵にしました。

この思いを、みなさんと共有できたらいいなと思います。






この記事へのトラックバックURL

http://nisiure.hamazo.tv/t3389982
上の画像に書かれている文字を入力して下さい